Soon, Eighty

もうすぐ80歳

樹木の香り

花に興味があって、どちらかというと木々はどうでも良かったワタシですが、20年も過ぎると庭の木々にも興味湧いてきます。

 

最近特に関心があるのは、庭の木々の香りです(匂いといってはいけません、香りです、香り)。

その香りのある我が家の樹木を紹介します。

 

まず、定番のローズマリー

1年中グリーンでそして、成長して増え続けます。

挿し木もOKです。

香りは葉にあり、皆さんご存じのとおりミント系です。

 

これはウチで一番古い木で、シナモンです。

普通、木や根の部分がシナモンとしてコーヒーや紅茶に使われますが、葉っぱを割ってもシナモンの香りがします。

ワタシは幸せの香りと呼んでいます。

 

ゴールドクレスト

葉っぱをやさしく撫でると、甘い香りが手から伝わります。

すぐに大きくなる木です。

 

ヒイラギナンテンです。

その昔、クリスマスホーリーと間違えて買いました。

香りはこの黄色い花にあります。

花を摘まむと、あまーい美味しそうな香りがします。

 

シキビです。

いわゆる創価学会の仏花と言われています。

創価学会さんさすがです、この緑がとても長持ちします。

そしてつぶらな白い花はそれこそ仏様のような天国のような香りがします(言ってる自分も意味わかりません)。

おもわず、「なむ~」と手を合わせたくなる高貴な香りです。

これがシキビの花です。

一番大切な木を忘れていました。

クロモジです。

今年は寒さにやられてやっと新芽が出ました。

つまようじの木と言われています。

香りは枝からきます。

小枝をつまんで割るとなんとも言えない高貴な香りがします。

白檀に近い香りかな。

我が家で一番高い樹木(値段のこと)でもある。

花も楽しいけど、樹木も楽しいのです。

ニンジン

見て!この巨大なニンジン!!

それを5本もいただきました。

もったいないので、せっせと千切りしてニンジンサラダを作っています。

巨大なのに、柔らかくて甘い。

優秀な農家さんに違いありません。

ご馳走様です。

 

またまた出来ました、ハンズウォーマー。

モヘヤの毛糸が気に入って買いこんでいます。

この柔らかさとやさしさ、フワッと触りながらその感触を楽しんでいます。

ターシャ・テューダー

長男の嫁のミキさんは、ご実家が秋田です。

んで、ミキさんのお母様は、時々秋田から娘の所へ遊びに見えます。

それも、お一人で新幹線に乗り、東京駅から娘のいる千葉まで中距離バスに乗ってきます。あっぱれです。

それに、穏やかでユーモアもありいろんなことに興味を持っています。

それはそれは素敵なおばあさまなのです。

 

先日、そのお母様の話を親しい友達にして「ミキさんのお母さんって、ターシャ・テューダーみたいなの。」と自慢げに言ったら、「誰それ?」と聞かれた。

おい、おい、ターシャを知らんのかい?

そうか、若い人は知らないかも。

ちょっと前までNHKで特集を組むくらい日本で人気の女性です。

アメリカの上流階級に生まれながら自然を愛し、動物を愛し、バーモンドに広大な土地を買い、絵本作家として活躍しながら園芸家としてのライフワークは多くの共感を呼んだ。2008年に92才で亡くなる。)

東京から移転して田舎暮らしを決めた時、心のどこかでターシャのような庭にしたい、と思ったのも事実だ。

そういう人、ワタシの周りに3人はいる。

そのようないきさつで、ミキさんは母親を「秋田のターシャ」と呼ぶようになりました。

どちらも素敵な女性です。

これがターシャ・テューダーです。

こちらが秋田のターシャです。

千葉の海岸で。

 

昨日の追伸:TVのチャンネルを変える話をしましたが、もう、二人いました、チャンネル変えるヤツ。それは、ニカイさんとアソーさん。朝ごはんの時あの顔を見ると、その日一日が灰色に思える。

テレビ

地上波のTV番組をあまり観なくなりました。

なんででしょうね?

なんだかつまらんのですよ。

そうだ、必ず観る番組がひとつだけあります。

毎週木曜日TBS19:00~「プレバト」。

17文字に込められた俳句の深さは、日本語の神秘さを感じます。

それから助詞、これって最強の日本語だと思うわけです。

俳句、全然作れないけどこの番組は正座して観てます。

 

ついでに言うけど、思わずチャンネルを変えるコマーシャルというのがあります。

それは、「夢グループ」というCM。

あれに出ている男女、マジで意味わからんです、購買欲はゼロ、というか気持ち悪くなります。

だから、あの二人を見るとチャンネルを変えます。

ワタシだけだよね、こんなの。

 

夜はTVの前にいますが、TVはBGMという感じ。

NETFLIXプロ野球中継が多いです。

そして、せっせと手を動かして編み物しています。

貧乏性なんだね、きっと。

手を動かしているとなんだか楽しい。

簡単に編めるハンズウォーマーをずいぶん作ったような気がします。

和太鼓

約2年前、長男夫婦が都内から隣町の長南町に越してきた時は、腰が抜けるほどびっくりしたけど、今ではすっかり町に溶け込んで楽しくやっているようで嬉しい限りです。

 

今日は、その長南町の友人の家具屋さんがリニューアルオープンで和太鼓の演奏があるというので出かけました。

この和太鼓のグループも長南町の同好会で自主活動とのこと。

皆さん、もうたっまりません、カッコよすぎです。

いいオンナ集団!

それにしても、和太鼓は心の臓(シンのゾウ)までガツンと沁み込みます。

生きてる後押しをされてるような響きです。

ちなみに家具屋さんは「大谷家具製作所」、注文家具の他にギャラリーもあります。

 

☆ 今日の写真

冷たい雨のせいもあり、この辺の桜はもう少しかな。

でも、山間の森にボンヤリとした薄桃色の景色を見つけるとすごく心が落ち着く。

日本人でよかった・・・みたいな。

春の小花たち

田舎暮らしを始めてずいぶん長い月日が経ちますが、毎年何年たっても、この季節の始まりはワクワクドキドキの興奮の始まりの季節でもあります。

柔らかい風とか美味しい空気とか野鳥のさえずりとか・・・、それでもやはり一番嬉しいのは、冬中放っておいた庭のアチコチに姿を見せる小花たちです。

「イェーイ、ありがとう!」と喜びの舞です。

きみたちはなんてかわゆいんだ。



広田泉写真展

3月29日、友人で52才で亡くなった鉄道写真家の広田泉氏の写真展に行ってきました。

 

昨日から開催された広田泉写真展、ちょうど2年前が彼の命日となります。

新宿の小さなオリンパスギャラリーにそれはありました。

これがワタシが一番好きな彼の作品です。

これが彼のプロフィール。

その文章の最後にこれを見つけました。

かんなちゃん(奥様)と昨年急死した愛犬バレです。

思い出は沢山あります。かわいい息子みたいでした。

だけど、死んじゃどうにもこうにも話にならんでしょ!と言いたい。

 

☆ここからついでの話です。

新宿駅に着いて、この会場を探してしまいました。

西口から都庁に通じる地下道、NPOを作る30年くらい前、散々通った思い出の地下道です。

だけど歩くエスカレーターの反対側のビルの見当がつかないのです。

その時、ちょうど小さな出口みたいなところから作業服を着た若い男性ふたりが出てきたので、「ここわかりますか?」と聞いてみました。

「あぁ、はいはい、僕たちこの辺知っているので。」と言って、チラシを見て「あ、時間あるからご案内しますよ。」と言って、それでも「あれ?」とか言いながら結局地上に出て、そしたらそこはすごい雨と風で、かれらのビニール傘はメチャクチャになり、また、地下に戻り、なんとか会場のビルの入り口まで連れて行ってくれました。「ちょっと間違えてごめんなさい。」って。

なんと、親切な東京の男性。

多分、かわいそうなおばあさんが困っていると思い親切にしてくれたと思いました。

ワタシは親切にされることに慣れないので、本当に感激して感謝して、そして困惑した。

きょうの、小さなShinjuku Storyでした。