3月29日、友人で52才で亡くなった鉄道写真家の広田泉氏の写真展に行ってきました。
昨日から開催された広田泉写真展、ちょうど2年前が彼の命日となります。
新宿の小さなオリンパスギャラリーにそれはありました。
これがワタシが一番好きな彼の作品です。
これが彼のプロフィール。
その文章の最後にこれを見つけました。
かんなちゃん(奥様)と昨年急死した愛犬バレです。
思い出は沢山あります。かわいい息子みたいでした。
だけど、死んじゃどうにもこうにも話にならんでしょ!と言いたい。
☆ここからついでの話です。
新宿駅に着いて、この会場を探してしまいました。
西口から都庁に通じる地下道、NPOを作る30年くらい前、散々通った思い出の地下道です。
だけど歩くエスカレーターの反対側のビルの見当がつかないのです。
その時、ちょうど小さな出口みたいなところから作業服を着た若い男性ふたりが出てきたので、「ここわかりますか?」と聞いてみました。
「あぁ、はいはい、僕たちこの辺知っているので。」と言って、チラシを見て「あ、時間あるからご案内しますよ。」と言って、それでも「あれ?」とか言いながら結局地上に出て、そしたらそこはすごい雨と風で、かれらのビニール傘はメチャクチャになり、また、地下に戻り、なんとか会場のビルの入り口まで連れて行ってくれました。「ちょっと間違えてごめんなさい。」って。
なんと、親切な東京の男性。
多分、かわいそうなおばあさんが困っていると思い親切にしてくれたと思いました。
ワタシは親切にされることに慣れないので、本当に感激して感謝して、そして困惑した。
きょうの、小さなShinjuku Storyでした。